芝生を張って半年が経過しました
3月に芝生を植えて半年が経過しました。
朝晩の気温が下がり雨も多くなってきている中、芝生の成長も緩やかになってきています。
今回は成長期における最後の芝生の手入れについてご紹介したいと思います。
成長の様子と目土入れ
まずは4ヶ月から5ヶ月の間に行ったことを紹介します。
まずは芝刈り。
しっかり根が根付くまで控えていた芝刈りも、ついに決行しました。
特に壁際や端の方の芝がかなり伸びていたので、ハサミを使って芝刈り。
その様子はこちらのはさみを使った芝刈りの方法記事で。
次に芝生の生えない、伸びてこない場所の芝生を剥がして、土の調整を行いました。
調整の様子は芝生が生えないところの調整の記事をご確認ください。
そして9月も中盤に差し掛かり、近くで見ると芝生はこのような状態。
元気に育っているのですが、少し芝生が土から浮き上がっているようにも見えませんか?
実はこれ、芝生の高さが上がってしまっている状態なんです。
今年は芝生を張って1年目ということもあり、芝が根付くことを優先したため、ダメージを最小限にしようと芝刈りを控えていました。
そのため直立茎が伸びてしまった結果、芝生自体に高さが出てしまったんです。
来年度は芝刈りを頻繁にし、高さが高くならないように管理する予定ですが、このまま来年の春を迎えても良い新芽でる状態とは言えません。
そこで今年最後の手入れとして、目土入れを行いたいと思います。
目土は芝生の植えつけ時にも投入しましたが、今回のように芝生の高さが上がってしまった時にも有効です。
つまり芝生の高さを芝刈りで変えるのではなく、地面の土を高くして、芝の高さを低くしようという考え方です。
浮いた芝生に、芝生専用の目土、もしくは砂に近いサラサラな通気性の良い土を被せていきます。
最後にレーキを使ってならしたら、たっぷりと水を与えて目土入れの完了です。
目土は芝生の乾燥を抑えたり、根の張りを良くしたり、良いことが多いのですが、唯一地面が高くなることがデメリットとなります。
ですから、庭の高さの最大値を頭に入れておき、すぐに限界に達しないように目土入れは植え付け時を除いて年に1~2回にしておきましょう。
その時期としては成長の始まる春(3月)か、成長の終わりである秋(9月)が望ましいと考えます。
最終的に高さが最大値に到達してしまった場合は、芝生の張替え時期ということになります。
何年おきに張り替えを行うのかを事前に考えておくと良いかもしれませんね。
さて、芝生を張って半年が経過した様子がこちらになります。
過ごしやすい気温になったのと、目土入れの効果もあってか、芝生の緑色が濃くなってきました。
この状態を保ったまま休眠期に移行してもらって、また春には元気な芝生が育ってくれることを期待したいと思います。
次回は芝生の成長2年目として更新予定です。