新築住宅の芝生化計画
新築建売住宅の庭をきれいな芝生にするブログ

芝生に生えるクローバーのような雑草「カタバミ」

カテゴリー:芝生の管理05月24日
カタバミ

芝生に生える雑草の中でも、特に厄介な「カタバミ」と呼ばれる雑草。
皆さんのお庭にも生えていないでしょうか?
この雑草は芝生同様に地下茎で繁殖するため、放っておけばすぐに広がってしまい、大繁殖を起こしてしまいます。

芝生に生える雑草「カタバミ」

まずはカタバミとはどんなものか、写真をご覧いただきましょう。
芝生に生えるカタバミ芝生の中から顔を出しているのがカタバミです。

上記のように葉が緑色の物や、紫色の物もあります。
紫色のカタバミ一見、葉がハート形をしているのでかわいくも見えますね。
しかも咲かせる花もかわいらしくて、芝生を育てていない方にとっては「かわいい花~♪」と言って愛着を持つこともあるかもしれません。
カタバミの花しかし、このカタバミは1日1日とすごい勢力で成長するので、勢力を拡大するのはあっという間。
芝生を育ててい庭にカタバミが生えると、綺麗な緑の景観を損ねるまでに時間はかからないと思います。

カタバミの発生時期は4月~7月頃。
特に花を咲かせようとする5月~6月あたりは爆発的に発生します。

しかもこのカタバミ、根を深く張るため抜きにくいのに加え、雑草刈りの時に根を残してしまうと、またすぐに繁殖を再開してしまう厄介者。
実際にカタバミの根を抜いたものがこちら。
カタバミの根葉は数枚しかついていないのに、根はこの広がり方。
繁殖力が強いのも頷けます。
この根や地下茎が残ってしまうと、そこから再生してしまうため、カタバミを完璧に取り除くのは至難の業です…。

カタバミの対処方法

対処方法としては、小さいうちに抜いておくこと
根が深くなるまえに、根ごと抜いてしまうに限ります。

しかし気付かない間に「芝生に埋もれてしまって、根が抜ける状態では無くなってしまった」ということもあると思います。
カタバミは地下茎で繁殖しますから、こうなってしまっては芝生もろとも土を掘り返さない限りは、根本的な駆除はできません。

そんな時は、「シバゲン」という除草剤を使います。
シバゲンは日本芝への安全性が高く、イネ科や多年草まで幅広く効果があります。
(カタバミは多年草です)

私も雑草の生えやすい場所にシバゲンを使用していますが、効果はバツグン。
しかも効果が長いです。

私は雑草が多い通路に使っています。
成長した通路の芝生シバゲンを使うと雑草の出やすい芝生の張替え時(芝生が根を張りきれていないとき)でも、ほとんど雑草はでてきません。
そして芝生へのダメージもなし!

毎年熱い中行っていた雑草抜きですが、その手間が無くなり快適な芝生ライフを送る事が出来ています。
カタバミに悩まされている方、ぜひシバゲンを使用してみてください。
今までの苦労が嘘のように思えますよ!