芝生に生えるクローバーのような雑草「カタバミ」
芝生に生える雑草の中でも、特に厄介な「カタバミ」と呼ばれる雑草。
皆さんのお庭にも生えていないでしょうか?
この雑草は芝生同様に地下茎で繁殖するため、放っておけばすぐに広がってしまい、大繁殖を起こしてしまいます。
芝生に生える雑草「カタバミ」
まずはカタバミとはどんなものか、写真をご覧いただきましょう。
芝生の中から顔を出しているのがカタバミです。
上記のように葉が緑色の物や、紫色の物もあります。
一見、葉がハート形をしているのでかわいくも見えますね。
しかも咲かせる花もかわいらしくて、芝生を育てていない方にとっては「かわいい花~♪」と言って愛着を持つこともあるかもしれません。
しかし、このカタバミは1日1日とすごい勢力で成長するので、勢力を拡大するのはあっという間。
芝生を育ててい庭にカタバミが生えると、綺麗な緑の景観を損ねるまでに時間はかからないと思います。
カタバミの発生時期は4月~7月頃。
特に花を咲かせようとする5月~6月あたりは爆発的に発生します。
しかもこのカタバミ、根を深く張るため抜きにくいのに加え、雑草刈りの時に根を残してしまうと、またすぐに繁殖を再開してしまう厄介者。
実際にカタバミの根を抜いたものがこちら。
葉は数枚しかついていないのに、根はこの広がり方。
繁殖力が強いのも頷けます。
この根や地下茎が残ってしまうと、そこから再生してしまうため、カタバミを完璧に取り除くのは至難の業です…。
カタバミの対処方法
対処方法としては、小さいうちに抜いておくこと。
根が深くなるまえに、根ごと抜いてしまうに限ります。
しかし気付かない間に「芝生に埋もれてしまって、根が抜ける状態では無くなってしまった」ということもあると思います。
カタバミは地下茎で繁殖しますから、こうなってしまっては芝生もろとも土を掘り返さない限りは、根本的な駆除はできません。
そんな時は、「シバゲン」という除草剤を使います。
シバゲンは日本芝への安全性が高く、イネ科や多年草まで幅広く効果があります。
(カタバミは多年草です)
私も雑草の生えやすい場所にシバゲンを使用していますが、効果はバツグン。
しかも効果が長いです。
私は雑草が多い通路に使っています。
シバゲンを使うと雑草の出やすい芝生の張替え時(芝生が根を張りきれていないとき)でも、ほとんど雑草はでてきません。
そして芝生へのダメージもなし!
毎年熱い中行っていた雑草抜きですが、その手間が無くなり快適な芝生ライフを送る事が出来ています。
カタバミに悩まされている方、ぜひシバゲンを使用してみてください。
今までの苦労が嘘のように思えますよ!