トヨタの芝生TM9 5月からの成長
3月にTM9を張り、4月に芽吹いた新芽。
そして今回は、5月からの本格的なTM9の成長についてご紹介していきたいと思います。
特に「TM9は草丈が高くなりにくい」と言われていますが、その真意の程も確かめてみたいと思います。
TM9の5月からの成長記録
まずは4月に芽吹いた新芽の、その後の成長の様子からご紹介していきます。
こちらは5月初旬となる、TM9の全体の様子です。
成長具合にバラつきがあるものの、茶色い枯れた芝生から緑色の芝生に変わってきているのがわかります。
こちらは近くで見たTM9の様子。
草丈は2cm~3cmといったところでしょうか。
初期の成長としては順調そのもの。
TM9の土づくり(トヨタの芝生「TM9」を植えてみる)で表面に敷いた床土の肥料分がよく効いています。
ちなみに、5月に入っても水やりは1日1回行っています。
次に、気温も徐々に高くなってきた5月中旬のTM9。
天候にも恵まれて、穂が付き始めました。
上記がTM9の穂で、下の写真が同時期の姫高麗芝の穂。
色も形も開花時期もほとんど同じでした。
品種は違うものの、系統は同じ高麗芝なので当然と言えば当然ですね。
続いて、雨の日も増えてきた5月下旬のTM9。
この時期の雨は、張ったばかりの芝生とっては恵みの雨で、芝の表面が乾きにくくなることで、葉の数も順調に増えていっています。
そして本格的な梅雨に入った6月。
ここからTM9は一気に成長を始めます。
見た目でも、一気に葉の数が増えたのがお分かり頂けると思います。
あたらしく張った芝生の9割近くが、緑色に変化しました。
近くで見た状態がこちら。
草丈は10cm~15cmほど。
春に植えた芝生にしては、密度がとても高いです。
ちなみに、こちらは同時期の姫高麗芝。
まだ6月初旬の段階ですが、やはりTM9のほうが草丈は高くなりにくいようです。
この調子なら、最初の芝刈りはもう少し後。
省管理と謳われているのも間違いではありませんでした。
この頃のTM9ですが、すでに土中に根を伸ばし始めている時期ですから、自ら水を探して得ることができます。
よって水やりに関しては、土が乾いてからで問題ありません。
また土づくりの際に土の中に混ぜた肥料(ボカシ肥料)などが効き始める頃でもありますので、ご紹介したように土作りをしていれば、現状では追肥の必要もありません。
芝刈りの必要がなく、追肥の必要もない。
ここまでは、楽にTM9の栽培ができています。
次回は、TM9の1回目の芝刈りについてご紹介したいと思います。