庭の通路を芝生化
手つかずだった庭にある土の通路。
雨が降るとベチャベチャになり靴に土が付き、庭を汚す原因となっています。
そこでこの通路を芝生化するため、芝生の張りつけを行いました。
その様子をご紹介します。
芝生を張るための土づくり
この庭の通路にある土は家を購入した時のまま、手つかずの土となっていてかなりの粘土質です。
まずは土にシャベルを入れて、掘り返すところから始めます。
土に空気を入れ細かくなってきたら、次は粘土質の土を改良し養分を与える作業です。
土を柔らかく、かつ養分を与えるためには、繊維質である堆肥とピートモスを混ぜ込みます。
ただ通路であることを考えると、人が歩くことによって土を踏み固めてしまうことを想定しなくてはなりません。
そこで堆肥とピートモスに加え、川砂も混ぜ込みます。
砂はどんなに踏んでも固まることがありませんので、通路に芝生を張る際には必須ですね。
柔らかく固まりにくいベースの土ができたら、最後に芝生専用の培養土を最上層として敷き詰め、根張り促進を狙います。
こちらが土台となる粘土質だった土に、砂と堆肥などを混ぜ込んだ状態。
これだけでもだいぶフカフカになっています。
この土台の上に、芝生専用培養土を敷きます。
排水も考えて、手前側に傾斜させています。
これで土の準備は整いました。
通路への芝生の張り方
土の用意ができたら、芝生を張りつけています。
まずは通路の幅に合わせて、芝生をカット。
芝生の切り方についてはこちらの記事でも紹介しています。
芝生の形が整ったら、土の上に並べていきましょう。
この時、芝を少し左右に揺らしながら土にめり込むように張っていきます。
芝生を並び終えたら目土を入れていきます。
目土を入れることで、まだ根の張っていない芝生の乾燥を防ぎ、また新芽の成長を促し芝生の密度を高めることができます。
最後にたっぷりと水を与えて、これで通路への芝生の張りつけ完了です。
次は芝生の成長の様子を通路の芝生化、成長と手入れでご紹介します。