根止めの役割
普段しっかりと芝生を管理していても、土の中の根や匍匐茎は意外なところまで伸びていることがあります。
わたしの家の庭には、芝生を植えているエリアと家庭菜園のスペースがあり、境界にはレンガが組んであります。
しかしレンガ一個分ぐらいの深さであれば、芝生の匍匐茎はレンガの下をくぐりぬけてきますし、またレンガとレンガの横の密着が甘いような箇所には、ここぞとばかりに匍匐茎が進出してきます。
これでは養分が吸われてしまい、育てている野菜にも影響がでてしまいます。
また我が家と同じように新築住宅などの庭には、家庭菜園だけでなく芝生と駐車場が隣接していたり、防犯砂利が敷いてある場所など、芝が生えてほしくないエリアというのもあると思います。
そんな場所に芝生が生えるとやっかいです。
防犯砂利まで進出した芝生の記事はこちら
このようにならないために、芝生の根や匍匐茎をせき止めることができるのが「根止め」になります。
根止めとは?
その名のとおり、植物の根の広がりを止める道具です。
下のギザギザの方を土に差し込んで使います。
芝生の場合は「根」というよりも、匍匐茎がそれ以上伸びないようにする壁として使用します。
他の使用方法としては、土質の違う植物を隣同士で育てる時に、土が混ざり合わないよう根止めを利用する場合もあります。
根止めは単体で買うと1枚当たり100円ほどで、連結できるようになっているタイプがお勧めです。
この根止めを使えば、芝生を上手くコントロールできると思います。
ちなみに、レンガの境界線(家庭菜園のエリア)に根がくる対策としては、土に直接レンガを置かずに、一度境界となる部分を深く掘り返しモルタルで固めてしまって、このモルタルを根止めとレンガの下地、2つの役割をさせています。
これくらい芝生の根に対してブロックがあれば、先の野菜に影響してくることはほぼありません。