はさみを使った芝刈りの方法
今年張った芝生、壁際の芝がかなり伸びてきました。
根張りを優先してダメージの与える芝刈りを避けてきたのですが、いよいよはじめてとなる芝刈りを行います。
今回は芝生全体の芝刈りではないため、はさみを使った芝刈りをご紹介したいと思います。
はさみを使って壁際の芝を刈る
芝刈りを行うのはこちら、縁側に伸びたこの部分です。
すごい勢いで伸びてますね(笑)
ちなみに、芝刈りをする前の全体の様子(植え付けから4ヶ月)はこちらです。
今回芝刈りする場所は、この写真でいうと下側(手前側)にあたります。
かなりボーボーに生えていますが、芝生が根付くまで芝刈りを控えていた為このような状態になりました。
用意するもの
・キッチンばさみ
・ビニール袋
おすすめのはさみは、キッチンばさみです。
100円均一で安く手に入り、刃の部分も長い、そして指を入れる部分も大きいので力が入れやすく、意外と芝刈りに適しているんです。
ビニール袋は刈った芝生を捨てるための物です。
芝生の切り方
ただやみくもに芝を切っていくと、切った芝生のカスがサッチとして堆積してしまいます。
切る部分を片手でしっかり持ってから、芝生にはさみを入れていきましょう。
そしてそのままビニール袋へ。
こうすると、切りカスが最低限になります。
この流れで芝生を刈り進めていきます。
今回の芝生のように伸びきってしまっているときには、いきなり短くし過ぎないように注意してください。
芝を切るわけですから少なからずダメージを与えますし、いっきに光合成をする面積を減らしすぎると、それに対応できず最悪枯れてしまうことも考えられます。
ですから、はじめは3cm~4cm程度葉が残るように切っていくことをおすすめします。
キッチンばさみより効率的に芝刈りをしたい、広い面積をはさみで芝刈したいとお考えなら、芝刈り専用のはさみもあります。
こちらを使えば、100均のキッチンばさみよりは早く楽に切ることが出来ます。
はさみで一通り切り終えた状態がこちら。
なるべく丁寧に、サッチが出ないようにカットしたつもりですが、それでも切りカスが沢山乗っかっています。
これを放置しておくと、カスがどんどん茶色くなって枯れていき、最終的に根元付近に堆積してサッチになってしまいます。
芝刈り後は、すでに堆積しているサッチも取りやすい状態になっていますから、レーキを使って切りカスとサッチを取り除いておきましょう。
芝刈り前に溜まっていたものも含めて、こんなにカスとサッチが取れました。
かなりさっぱりしましたが、茶色い茎の部分も見えており、まだまだ密度が足りないことが分かりますね。
ただ、芝生は芝刈りをすると縦への成長だけではなく、横への成長も活発になり密度が高くなりやすいと言われています。
今回使用したレーキはこちら。
このレーキは、かき出す部分の開き具合を調節でき抵抗の強さを変えられ、さらに柄の長さも変えられるという優れものです。
芝刈り後の様子
はさみで芝を刈ってから二日後の様子がこちら。
まだ変化は見られません。
そして約20日が経つとこのような状態に。
ここまで伸びたら、再度芝刈りをします。
そして徐々に芝刈りまでの間隔を短くしていき、芝が短い状態に慣れるようにしていきます。
そうすると密度が高くなってきて、綺麗な緑色の芝生になります。
でも、、でもですね、
はさみで芝刈りを行うよりも、芝生用バリカンを使った方が圧倒的に楽で、しかも綺麗になるんです…。
時間としては約1/20で芝刈りが出来るのではないでしょうか。。
私が使っている、ぜひおすすめしたいグラスバリカンのレビューは、こちらのお手軽!山善の芝刈り機グラスバリカンの評価レビューの記事でご紹介しています。
値段も結構安いので、ぜひ一度使ってみていただければと思います。